マツモト物置の販売スタート

秋です! 過ごしやすい季節になりました!こんにちは。ドルフィン八戸店の嶋守です!

ついにマツモト物置の取り扱いがスタート致しました。

商品の詳しい特徴はメーカーホームページに掲載されていますので、ドルフィン八戸店での展示状況や、工事に関すること、大事なポイントなどピックアップしていきます!

| ドルフィン八戸店の展示状況

MNシリーズ6台/ MARMO W 1台 / NTシリーズ2台 / GM-TERRA 1台 / MN-TERRA 1台 / セイリーボックス2台

それぞれ簡単に解説します!

| MNシリーズ

マツモト物置のスタンダード仕様です。カラーは3色。

間口(正面の幅)が3バリエーション×奥行が4バリエーション。

間口(約) 1800mm、2200mm、2600mm ×奥行(約) 1000mm、1400mm、1800mm、2200mm

の組み合わせです。寸法は省略されたサイズです。ご注意ください。

写真サイズが品番に組み込まれているので、品番を見るとサイズがなんとなくわかるようになってます。

アルファベット部分がシリーズ名。数字の1桁2桁が間口サイズ。3桁4桁が奥行サイズ。

(例)MN-1810 はMNシリーズの間口約1800mm×奥行約1000mmというわけですね。

MNシリーズはマツモト物置のベースグレードなので、たくさん展示してます。

ドルフィン八戸店のMNシリーズの展示構成は

間口1800タイプが1種類

間口2200タイプが2種類

間口2600タイプが3種類

となっています。

サイズの表記について解説

床面の外側の端から端の寸法で表記します。

床の外側のよりも屋根の外側の寸法がひとまわり大きくなりますので注意!

展示品を整理してみます。

MNシリーズの特徴解説

MNシリーズはマツモト物置のベーシックグレードです。

他のシリーズはこれをベースに派生します。

ざっくりまとめてみます。

➡GMシリーズはMNシリーズと全く同じサイズ構成で、外装に格子を追加。

➡TERRAシリーズはMNとGMにテラスを合体させたモノ。

➡MARMO WシリーズはMNとNTで各1サイズ限定で木目プリント仕様したモノ。

➡WOODシリーズはMNとGMの内側に本物の杉の板を貼ったもの。

➡NTシリーズは基本設計は同じですがサイズ構成が全く別物。奥行が745mmに固定。間口が1300mm、1500mm、1800mmのコンパクトサイズ。

なので商品の主な特徴は全機種共通となります。最後にまとめて解説致します!

| GMシリーズ

ドルフィン八戸にはGMシリーズ単体の展示はありませんが、GM-TERRAと共通ですので参考にしてください。

MNシリーズの外側に格子状のアルミ材が追加されています。

物置本体部分はMNシリーズと全く同じです。

間口が3バリエーション×奥行4バリエーション (MNと全く同じ)

間口(約) 1800mm、2200mm、2600mm ×奥行(約) 1000mm、1400mm、1800mm、2200mm

本体3色に格子パネル3色を自由に組み合わせることができます。

また格子パネルは4面設置(ぐるッと全面が格子)のほかに2面設置と3面設置があります。幾らかお安くなります。

| MARMO Wシリーズ

世界初のウッドコーティングのスチール製物置です。

MNシリーズをベースに1サイズ

NTシリーズをベースに1サイズ

計2タイプしかラインナップがありません。

このうちのMNシリーズをベースにした W-2214のみ展示しています。

外側だけでなく、内側にも木目プリントが施されているので雰囲気がとても良いです。

| NTシリーズ

ひとまわり小さいサイズ。奥行が薄いです。奥行は745mmのワンサイズで間口が3種類。

間口も1800以下で他の物置には無い1300mmと1500mmがあり、全体的に一回り小さいです。

末尾Dと末尾DNの2タイプあって、違いは、たて長のモノがしまえるかどうか。

| TERRAシリーズ

MNタイプとGMタイプの物置にテラスが合体したタイプです。

それぞれMN-TERRA、GM-TERAと呼びます。

テラス部分は積雪50cmがベースです。それ以上の積雪地域の場合は要相談です。

TERRAのサイズバリエーション

サイズバリエーションはMNシリーズとGMシリーズの間口3種類×奥行4種類に対応。

テラスサイズは2パターンから選べます。

テラスの正面側の間口部分が5尺タイプと6尺タイプの2種類。

奥行に関しては物置サイズに合わせて1間サイズ、1.5間サイズ。

奥行は物置のサイズに合わせて自動的に決まります。

選ぶのは正面間口のサイズを5尺と6尺のどちらか。

TERRAのパネルバリエーション

3タイプから選べます。

①何も囲わない

②クリアパネルタイプ

③縦格子タイプ

本当はもっと細かいテラスのバリエーション

・クリアパネルは全面、側面ともに1段と2段から選べます。

・テラス部分のカラーブラック、ステン、ホワイトから選べます。

・屋根材と全面、側面パネルのカラーをブルーとクリアから選べます。

マニアック解説 TERRAシリーズのサイズについて

要注意ポイント!!その①

MNシリーズのサイズ表記についてややこしい部分があるので解説します。

品番表記では1間サイズ、 1.5間サイズとなっていますが、実際はそのサイズではありません。

物置の奥行に合わせて強制的にカットされます。

奥行が4種類あるのですが

奥行995➡1間サイズ(約1820)をカットして995に合わせる

奥行1420➡1間サイズ(約1820)をカットして1420に合わせる

奥行1845➡1間サイズ(約1820)をそのまま使う

奥行2270➡1.5間サイズ(約2730)をカットして2270に合わせる

といった納め方になります。カタログ見た時に同じ規格呼称なのに表記寸法が違うので注意。

注意ポイントその②

テラスの間口部分=正面方向が5尺タイプと6尺タイプがあります。

サイズ呼称は1間×5尺または1間×6尺となっています。

建築業界のサイズ表記に精通している人は『アレ?』と思うはずです。

一般的なサイズ表記は間口×奥行で表すので

本来は5尺×1間と表記しないと間口×奥行の記載にあてはまりません。

業界慣れした人ほど、間口(正面方向)が1間で奥行が5尺または6尺なのでは?と勘違いします。

しかも物置のサイズ表記は間口×奥行の表記になっているのでなおさらです。(1814=間口1800×奥行1400タイプ)

TERRAのサイズ表記が物置+テラス➡(間口×奥行+奥行×間口)となっているのには、ちゃんと理由がありました。

カタログの見方について、社内でも相当もめました(笑)

TERRAシリーズの場合は

物置部分が間口サイズ×奥行サイズ+テラス部分が奥行サイズ×間口サイズ

となっているので要注意です。

マツモト物置の特徴

三角屋根

一番の特徴でありトレードマーク。このデザインに一目ぼれされたお客様がたくさんいらっしゃいます。

構造を見ると非常にしっかりしています。瓦棒という屋根構造に近く、雨仕舞にとても優れています。

建築現場では手間とコストがかかるという理由で現在の住宅では採用されなくなっています。

雨仕舞がかなり優れた屋根構造です。その為に他社の物置には無いパーツがたくさんあります。組み立てに手間もかかります。

他社製品より価格が少し上回るのも納得です。

この屋根デザインこそがマツモト物置のこだわりポイントでもあります。

重たい

国産物置メーカーと比較して一番重たいそうです。重たさは丈夫さに直結します。鉄をたくさん使っているのでコストもかかります。重いので配送経費かかります。このあたりも少しお高い理由です。

粉体塗料

車と同じく塗料(顔料)を直接電気的に焼き付けています。普通は塗料(顔料)を樹脂の溶剤に溶かし込んで塗ります。

一般的な塗料の場合は樹脂部分が劣化すると塗料(顔料)が浮き出て粉上となり、手でこすると白くついたりします。(チョーキング現象)

鉄をコーティングして守っている樹脂部部が劣化すると本体が急速に痛みます。

粉体塗料焼き付けは塗料そのものが鉄に結合しているので樹脂の劣化の影響を受けにくいです。

赤外線や雨など耐候性は強いですが、物理的なコスレには少し弱いかもしれません。

車をイメージしてみると、結構簡単に細かい傷がつくと思います。

樹脂溶剤の塗料は樹脂のコーティングで表面をくるんでいる為に透明な樹脂の被膜に守られています。

キズになりにくい代わりに太陽の光に弱いので天候の影響強くうけます。

粉体塗料は天候の影響を受けにくく、錆にも強いのはわかります。一般的にキズにも強いと言われますが、ホントかなあ・・・と思ってしまいます。

耐候性と物理的な傷つきやすさは両立が難しいのかもしれません。

キズには十分な注意と、ご理解が必要です。

上吊り引き戸

扉が下レール無しの吊り方式なので、東北の冬期間に発生する現象の「凍みあがり」に強くなります。

下レールがあるタイプだと、地面設置の場合に「凍みあがり」の影響をうけて、真冬に扉が開かなくなることが良くあります。

上吊りタイプはそのリスクがかなり低くなります。私も自宅にレールありとレール無しの2種類の物置がありますが、冬期間比べると、レール有りは開かなくなります。レール無しはいつでも開きます。

4面カラー

実はとても大きなポイント。他社は扉だけ色を変えて他の部分は同色だったりします。そうすると共通カラーの部品を大量生産できる為、とっても効率が良いのです。マツモト物置は全面塗装でカラー展開しているので製造部品の種類が増えます。納期がかかる理由のひとつです。

まとめ

イナバさんとヨドさんのイイトコドリプラスアルファ。といった印象です。

スチール基材で頑丈なボディと、冬季の凍みあがりに強い上釣りの引き戸。

イナバさんの頑丈ボディとヨドさんの上釣り扉兼ね備えて、

さらに国産には例のない三角屋根構造。

コスト面では無駄でしかない屋根構造をあえて採用する、デザインに対する熱い思い。

そしてカタログやホームページなど随所にあふれる遊び心。

ビビッと来たらもう虜。

値引きや安さで販売する商品ではありませんので、特に買い時とかはありません。

むしろ時間と共に値上がりしていく傾向です。

アパレル業界の有名ブランドのようにメーカーから販売価格について勝手に値下げしないように厳重注意が出ています。

値下げ企画は行わない予定なので、いつでも安心してお求めくださいませ。

工事費について

転倒防止工事は必ず加算します

商品の価格に基本の組立工事費が含まれています。

必ず追加になるのが転倒防止工事です。

設置する場所によって金額が変わるためオプション扱いですが必須項目です。

だったら最初から含めてよ! と思うかもしれませんが、設置する環境で全く違うので別計算するしかないです。

土や砂利に設置する場合とコンクリートやアスファルトに設置する場合で倍近く価格が変わります。

1万円から2万円の追加です。

他には配送料と諸経費と残土処分費がかかります。

配送料と諸経費は必須項目です。

残土処分費は敷地内に捨てても良ければ不要です。

簡易見積もりページ

ドルフィンではオリジナルの簡易見積もりシステムを構築しました。

誰でも簡単に見積できますのでご利用ください。

価格に納得いただけましたら、そのまま正式現場調査見積の申し込みができます。

ずっと待っていたというお客様が多数ご来店されています。マツモト物置は材料だけの販売は絶対に致しません。販売ルートも地域で完全に厳格に分けられています。青森・岩手・秋田ではドルフィン八戸店でしか購入できない商品です。

この機会に是非展示をご覧になってください。外部駐車場なので24時間いつでも見れます。

夜間は足元の植栽に気をつけてください。

ホントは営業時間内に見て店内にいるスタッフにいろいろ聞いて欲しいのですが、恥ずかしがり屋のお客様はこっそりノンビリ見たり写真を撮ったりもできます。

どうぞお気軽にご覧ください。

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