2023年窓リノベをふりかえる

こんにちは

ドルフィン八戸店の嶋守です。

昨年、大きな反響を呼んだ「窓リノベ事業」について振り返ってみます。

記事の内容はドルフィン調べのデータに基づきます。

①どんな年代のお客様が多かったか

➡意外にも若年層のお客様が多かった。

②どんな家に住むお客様が多かったか

➡築後10年以内の住宅への設置が多かった。

③どんな目的が多かったか

➡寒さ対策したい。

④どうして予算が残ったのか

➡販売業者が受付終了のリスク回避の為に早期に締め切ってしまった。

感想 | 今現在の住まいに不満抱えているお客様がとても多かった。

最も多かったのは①②③の条件を全て満たしている、わりと最近新築した若いご夫婦が想像していたよりも家の中が寒いので内窓を付けたいというケースでした。

この結果は大手サッシメーカーさんのデータと完全に一致しています。

省エネルギー住宅の基準を満たしているはずなのに、どうしてこのようなことが起きているでしょうか。その理由は関東圏で流行しているオシャレな間取りは東北の暮らしにはマッチしにくいことを示しているように思います。基準以上のハイスペックな設計にしなければ、北国では満足できないのだと感じました。

ご不満のお客様には複数の共通点が見られます

共通点1

リビングからの階段

この設計はとても人気で素敵なのですが、リビングの温まった空気が煙突効果による上昇気流で全部2階へと上がっていきます。暖房器具にもよりますがエアコン暖房では室内の壁床天井を蓄熱出来ない為に、温まった空気が全て上階へと流れ込みます。結果的に寒いと感じてしまっているようです。輻射式のFFストーブを採用していたら条件は違ったと思います。

共通点2

吹き抜け

解放感があり素敵なのですが、先ほどの例と同様に温まった空気が天井付近にたまってしまいます。こちらの場合も輻射式暖房であればかなり軽減できたと思われます。

共通点3

エアコン暖房

断熱性能が不足している場合、暖かさに物足りなさを感じてしまいます。

どうして予算が残ったのか

2023年窓リノベは非常に魅力的な制度だったにも関わらず、最終的には予算を使い切らずに終了しました。予算が足りなくなるのではないかと考えていましたが、そうはならなかった。それはなぜか。

あまりにも魅力的な補助金制度の為に販売業者が早々に受付を打ち切った

かくいうドルフィン八戸店もそうです。

矛盾しているように思えますが、理由があります。もしも工事中に予算が無くなった場合に販売店とお客様がリスクを負わなくてはならない制度だった為、と考えられます。基本的には工事着工しなければ申請できないというルールでした。しかし窓リフォームは商品が届かなければ着工できません。さらにあまりの需要にメーカーさんの生産体制がパンクしてしまい、通常10日程の納期が3カ月から未定、になってしまいました。

契約して商品を発注して、商品が届く前に補助金が打ち切られたらどうなるか。販売店とお客様で協議する必要がありますが予算が当初の倍になってしまったら誰だって困ます。工事費100万円、補助金50万円、支払い50万円のつもりが支払い100万円になったとしたら??

早期に2024年も継続して窓リノベ事業を実施するという情報が入ったことも原因の一つです。リスクを背負って受注するよりも次年度へ持ち越す提案を行うケースも多かったと思います。

窓リノベ制度には事前予約が可能で、同契約内に窓以外の他の工事がある場合、そちらの工事着工を証明できれば事前に申請が可能でした。しかし意外と組み合わせるリフォームが無かったというのも原因です。

事実、着工前申請を利用したケースは30%程度だったと耳にしました。

受注を控える動きが拡大した要因は納期が不安定な状態に陥った為だと思います。本来10日程度の商品がメーカーさんの生産キャパをオーバーしてしまい3カ月もしくは納期不明という状況が発生しました。日々予算が消化されていく状況ではリスクがありすぎます。その為に9月頃から受注を控える動きが出始めました。

12月中には予算が枯渇するだろう。とほとんどの業者が予測。納期が3カ月かかる状況では9月のオーダーで3カ月後納品、12月ギリギリになる。という予測がついたからです。

ほとんどの販売業者がそのような動きをした為に、案件が減りました。注文が減ったのでメーカーの生産力が徐々に回復します。もちろんメーカさんが増産体制の努力をしたことも納期回復の理由に挙げられると思います。その結果、年末が近づいた11月、12月には納期が2週間程度まで回復しました。

その時点で予算消化率が70%前後。

あれ?まだ間に合うんじゃないか??と誰しも気づきます。

しかし、扱い量が多く、多店舗展開している販売業者ほど急な方向転換が難しくなります。私のイメージでは町のサッシ屋さんが終盤に扱い量を増やしたように感じます。

個人的な意見

安心して申請する為には着工前申請のハードルを下げて欲しいと感じています。あまり申請書類が増えるのは困りますがオーダー時点で申請できるようになれば安心です。

したがって制度が始まったばかりの今が、本当はベストタイミングです。

煽る訳でも、セールストークでも無く、今ならば私たち販売業者も安心して受注できます(予算が切れる心配が無いから)

今ならば、さほど混んでいないので見積りもスムーズです。

商品の納期も安定しています。

しばらくは予算が枯渇する心配もありませんので春先までは安心です。

昨年のように申請が込み合うと、補助金の振り込みにも時間を要します。

以上の理由から早期の見積依頼が絶対に良いと思います。

待てばお得になるのか

ならないと思います。この事業は3か年計画で2025年度も継続する見込みです。だからといってひと窓あたりの補助額が増えるとは考えにくいです。事実昨年度のほうが内窓に関しては補助額が多かったです。ただし、窓交換に関しては今年度のほうが増えました。昨年度は事務局側の市場価格のリサーチが不十分だったと感じます。今年度は前年データを踏まえて適正額に設定されたと感じます。昨年は50%どころか90%近く補助金が出てしまうサイズも存在していました。今回はそのようなことは無くなっていると感じます。

窓リフォームの補助制度は非常に歴史が古く、東日本大震災時のエコポイントの頃に窓リフォームに対する補助が本格化しました。その当時は20%から30%が補助されるという内容でしたが現在の制度は50%まで引き上げられています。破格の支援制度となっています。世界的なCO2削減、エネルギー問題を解決する為の施策として有効だと認められてるからです。

ハイブリッド自動車、電気自動車に並んで窓の断熱化は国の重要な省エネ政策となっています。かつては太陽光発電がその役を担っていました。現在では窓が最も注目、手厚い支援を受けられると言い切って間違いありません。

せっかく補助金がもらえるのにやらなきゃ損

昨年度、窓リフォームを実施した方の動機で実は多かったのがコレです。30%が寒さ対策。30%がやらなきゃ損。そのほかは防音、防犯、etcと続きます。

100万円の工事に対して50万円も補助が出るのです。やらきゃ損です。こんな補助率は他にありません。

寒い時期を過ぎると、窓リフォームのモチベーションが下がります。特に今年は暖冬であまり寒くないためか、お客様の購入モチベーションが低いと実感します。私自身昨年窓リフォームをしましたが、やったほうが良いとおもいつつも夏頃になり、メンドクサイなと感じはじめました。何より、自宅に業者を上げるのがとてもおっくうなのです。寝室や物置と化している部屋など片付けて、見られても恥ずかしくないようにするのがとても面倒臭く感じてしまい、結局得だと知っていながら夏が過ぎ、秋がすぎ・・・。結局重い腰を上げたのは12月が近づいてからからです、いよいよ寒くなってきて補助金の消化率も早まってきて、ヤバイ、寒くなってきた、補助金間に合うか?今なら納期も早くなってきたし、やるしかないか?!と追い詰められてようやく工事しました。

オススメしている立場の私がこんな感じなので、皆様が二の足を踏むのもよくわかります。

が、実際にやってみて声を大にして言えることがあります。それは「あまりの効果に感動します」ということです。私だけではあません。設置したお客様が口を揃えてやって良かったと仰います。それは良かったですねと言いつつも「そんなに??」という思いも実はありましたが、今ならば納得です。そんなに感動します。

良いことばかりだと信頼されませんので、デメリットも最後にお伝えします。実際のお客様の声でも多い不満で、私自身気になっている部分があります。それは

開け閉めが面倒くさい

ということです。これは二重窓の宿命です。

二回窓を開ければよいだけでしょ?何をそんなに言うの?と思われるかもしれませんが、ちゃんと理由があります。単純に2回開けるという問題ではないのです。

一般的には、右側の窓にクレセントがついていて手前に位置しています。基本はその手前側の窓を開ける設計になっています(人によっては逆派の場合もあります)。なぜならば、網戸が室内側から見て、右側にセットされる設計になっていて、左側を開けると網戸と窓の間に隙間ができるからです。

したがって、基本通りに右窓を開ける場合は、手前の窓のクレセントを外して、左側の窓をあけて奥の窓のクレセントを外し、一度手前側の窓を締め直してもう一度右の窓を開ける。という手順が発生します。

これが、開け閉めが面倒くさいと不満に思う原因です。

逆勝手派、つまり左側の窓を開ける派の人は全く何も感じません。クレセントをひねって開ける動作を2回繰り返すだけです。正勝手派、右窓開ける派の人の場合は開けて、閉めて、開けて、開けて、と4アクション必要になります。

これが実際にやってみるとなかなかに面倒だったりします。

裏を返せばこれだけです。不満になる部分はたったこれだけ。

メリットデメリットを考えれば可愛いものだと個人的には思います。

ですが、中にはとても不満に感じる方いらっしゃいます。この点が気になる方にはオススメできません。

今、窓リノベが最も注目されているリフォームです。やって損はありません。むしろやりたくても出来ない方もいます。すでに二重窓の場合は設置が難しくなります。

私のようにローコスト気味の仕様で、寒さや結露に悩まされている場合は是非検討なさってください。非常にコスパが良く満足度、リピート率の高い商品です。きっとご満足いただける思います。

ご依頼の際は是非ブログを見た、またはホームページを見たとお伝え頂ければわずかですが特典として値引きサービス致します。是非ご検討くださいませ。

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