マンションのトイレリフォームって?

ドルフィン盛岡店です。
先日盛岡店ではLIXILの水回り担当者よりマンションのトイレリフォームをするにあったてどんなところに焦点を置いてリフォームをしていくかという勉強会が行われました。

わかっていたつもりでも初めて知り得る内容もあり興味深く聞かせていただきました。 その中でポイントになった部分がいくつかありましたので紹介します。

【マンションリフォームで気をつけるポイント】

①床上(壁)排水の比率が多い (因みに岩手のマンションは床下排水が多い)

②トイレ空間が狭い

③水圧が低い場合があるのでタンクレストイレを採用しづらい

以上3つについて詳しく説明します。

【①床上(壁)排水の比率が高い】
ほとんどの戸建て住宅は床下がある床排水。
一方マンションの床はコンクリート製の板の上に直接仕上げ材を張っていくため 床に排水することができません。そのため床上(壁)に排水管を通すケースが多いそうです。

壁に排水管を通す場合、床からの排水高は148ミリか155ミリの2種類になります。
排水高はとは「壁を貫通する部分」または「排水接続部」の高さのことで、水を流すために傾斜が必要になるため高さを設ける必要があります。

【②トイレ空間が狭い】
マンションのトイレは戸建て住宅に比べてスペースが狭い傾向があり
7割が0.4坪のサイズだそうです。(0.4坪とは下記の寸法)
床上(壁)排水便器は床排水に比べて前出寸法が大きくなる傾向があるので動作空間への配慮が必要になります。

【③水圧が低い場合がある】
マンションでタンクレストイレを使用したい場合に注意したいのが「水圧」
一般的にマンション上層階は下層階に比べて水圧が低くなります。
水の重さが加わる分、下階の方が水圧が高くなります。
地上にポンプがあって水を汲み上げる場合も、屋上に水槽があって重力で水圧を確保している場合もそういうケースが多いです。


さらにリフォーム適齢期のマンションの場合、給水管が錆びてくると内径が細くなりさらに水圧が低下するので
事前の水圧確認が重要に。 水圧確認は「水圧判定治具」という判定機で測定し、トイレの設置可否を判断します。

万が一、水圧が弱かった場合不足分を補うための加圧装置「ブースター」が付いている製品なら水圧の低い立地やマンションでも取付けが可能です。 LIXILの「サティスS」などが代表的な商品です。

そしてブースターがなくても使用可能なタンクレストイレも!!
マンションだからといってタンクレストイレを諦めなくていい時代に!
マンショントイレのリフォームをご検討の方はぜひドルフィン盛岡店にお立ち寄りください。

ショールームスタッフ、営業担当などが詳しく説明させていただきます。

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