住まいのメンテナンス・交換時期②~トイレ編~ 《前編》

こんにちはドルフィン八戸店の嶋守です。

今回はトイレの交換時期について記事にしてみたいと思います。

前編・・・交換時期や交換のサイン

後編・・・汚れの原因や対策

一般的には10年~15年

一般的にトイレの交換時期と言われているのは10年~15年です。トイレを交換するきっかけ、動機は大きく分けて2つ

1.便座などの機械部分の不具合による故障

2.汚れが気になっての交換

毎日、複数回、家族全員が使う場所なのでトイレは傷みやすく、汚れやすい場所と言えます。

トラブルが多い(壊れやすい)のは便座

電気製品部分はトラブルが出やすいです。その中でもお客様から相談を頂く順番で並べると

1.自動開閉フタの不具合

2.シャワー洗浄部分の不具合

3.暖房便座が温まらない

これらの症状が出た場合、購入から10年以内であればメンテナンスパーツで対応できる場合がほとんどですが、10年を超えるとパーツの生産が終了していて交換できない場合がほとんど。その場合は買い替え時と言えます。

ちゃんとお掃除していても年月が経つと汚れが気になる

単純に汚れといっても、他の部屋や器具とは違うタイプの汚れであることはいうまでもありません。トイレは住まいの中でも特別な汚れ方をする空間です。

だからこそいつも清潔な空間にしておきたいと思いますし、お手入れも念入りにしなければなりません。他の部屋のお掃除のように鼻歌交じりで掃除機やモップをかけて終了とはいかず、ストレスも強めなのがトイレのお掃除です。

便器自体がくすんできたり、汚れが付着しやすく落ちにくいと感じてきたら、トイレ交換のサインです。細かい溝に入り込んで取れない汚れも気になってきます。15年、20年も経つと全体的に汚れが気になって交換したくなることが多いです。

便器内が汚れやすくなる原因は表面がツルツルからザラザラになるから。

ここで少しだけトイレの汚れについて触れておきます(詳しくは後編で解説します!!) なぜトイレが時間が経つとともに汚れやすくなっていくのかについて解説します。

工場出荷直後の新品のトイレはトイレの表面がツルツルの状態ですが、長年使うことで表面が摩耗して少しづつザラザラになっていきます。またミクロレベルの汚れが固着することでに見えない凸凹が発生します。このように表面がツルツルじゃなくなるにつれて、トイレの汚れが水の勢いだけでは流れにくくなり汚れが付きやすく、落ちにくくなります。

水の勢いだけで、ツルッと汚れが落ちるためにはミクロレベルの滑らかさが重要で、トイレ選びの重要なポイントにもなってきます。

トイレがキレイでも、床や壁が汚れる

トイレ汚れは単純に便器だけの問題ではありません。特に男性はトイレを汚しやすいと言えます。

原因のトップは立ってする小便。しっかりと便器に用をたしたとしても、かなりの飛沫が壁や床に飛び散っていてこれらがニオイやシミ汚れ、場合によってはカビなどの原因にもなりかねません。命中したとしてもかなり汚しているのに加え、外した場合は言うまでもなく酷く汚れます。実は結構派手に外した経験もあったりしませんか??

この時にブラシや流せるお掃除シートなどで責任を持ってキレイに掃除する男性がいったい何パーセントいるのでしようか。ペーパーで目に見える部分を拭き取って、そそくさと立ち去ってはいませんか? 実はこの時の汚れが後々大変なことになっているなんて知る由も無いのでは?

飛び散った小便は床や壁にしみ込んで汚れやニオイの原因に。またトイレの細かい溝に入り込んで目に見えない部分で汚れとして残ったままになる場合もあります。

続きは後半で!

いかがだったでしょうか。前編では交換時期やタイミングについて記事にしてみました。次回後編では、トイレ汚れの原因や対策について掲載致しますのでそちらも是非ご覧ください!

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