住まいのメンテナンス・交換時期③ トイレ編《後編》

こんにちはドルフィン八戸店の嶋守です。

トイレの交換時期について、後編です!

■トイレは汚れるものとしてある程度の期間で交換がオススメ

一生懸命丁寧にお掃除しても、どうしても時間が経つと汚れがでてきて交換したくなってきます。

そして男性のほうが女性よりもトイレを汚していると言い切って良いと思います。

前編で小便汚れについて触れましたが、大便汚れについても男性のほうが汚す割合が高いはずです。汚い話ですが、回数、量ともに男性のほうが多いはずです。

一生懸命丁寧にお掃除していたとしても、どうしたって汚れてくるんです。

しかも我々男性陣が交換時期を早めているということをちゃんと理解しておきましょう!

■お手入れしやすいトイレ、汚れにくいトイレは存在します。

トイレの汚れの原因は各メーカーさんの研究で、ある程度解明済です。それぞれの汚れにどう対策しているか、どこまで対策しているかで商品の価値が決まってきます。

■汚れの種類は大きく3つ

汚れ1 便汚れ

汚れ2  細菌汚れ

汚れ3 水アカ汚れ

1.便汚れには “親水性”

便汚れは油分を含んでいますので、“親水性”が有効です。“親水性”とは便器と水とのなじみやすさです。

“親水性”と真逆なのが“撥水性”です。自動車を運転する人なら運転席のガラス面に“撥水性”のあるコーテイング材やウォッシャー液を使ったり目にしたりしたことがあると思います。ガラスに限らずワックスをかけた直後など、雨水が玉のように弾かれる現象も“撥水性”が高い状態です。

トイレに求められるのは、あの逆です。水がなじみやすいほど、汚れの内側に水が入り込んで便器から汚れが落ちやすくなります。水をはじくのではなく、なじませる。“撥水”ではなく“親水”。ここ重要です。

便は油分をふくんでいて水をはじこうとします。汚れを流そうとする水をはじいてしまう訳です。そのままでは水が油分に負けてしまいます。そこで便器に“親水性”をもたせて、水と便器をなじみやすくします。そうすることで汚れの下に水が潜り込んでいき「どっせいっ!!!!」と洗い流すのです。

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2.細菌汚れには“抗菌性”

トイレ掃除をサボると水面のラインに沿ってリング状に汚れが出てきます。

あれは便器内の細菌が繁殖した状態です。対策には除菌が有効です。

除菌水を散布したり、菌を不活性化するイオンを散布する機能で対処できます。

TOTOの除菌水搭載シリーズは水から人体に無害な除菌水を生成!!

3.水アカ汚れには“有機ガラス系新素材”

陶器が最も苦手とするのが水アカです。

水アカは水道水に含まれるカルシウムが付着する現象で、井戸水などの地下水、硬水と呼ばれる種類の水に多く含まれます。つまり土の中に多く含まれている物質です。

そして便器の素材である陶器はもともとは土から出来ています。同じ土由来同士の陶器とカルシウムは結び付きやすいと言われています。そこで特殊なコーティングや陶器以外の素材が水アカ汚れの対策として有効となります。

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■まとめ

交換時期は10年経って、お掃除してもしつこい汚れが気になってきたら。

メンテナンス部品も無くなっていることが多いです!

取り換える時には、お値段だけではなく、汚れに強いトイレ、お手入れしやすいトイレを選ぶことが長く使い続ける秘訣となります。

ドルフィン八戸店ではスタッフが厳選したオススメのトイレを展示・ご案内しておりますのでお気軽にお声がけくださいませ。

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